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本日は夏ならでわの一幕となりました。 そうですね、子供達にとっては今は夏休みですもの。 ・・・の、筈なんですがゴウらにはちっとも嬉しくない日々です。 訓練だの勉強だの講習やら出動やらで、まるで夏休みらしくない苦難が続くゴウ達。 タイガをして飽きるまで言わしめる代わり映えの無い日々に対し、宗像チーフとめぐみ先生は一計を案じました。 水泳訓練の名目にて、宗像チーフの実家への里帰りに、皆を伴い同伴する事になったのです。 美しく静かな離島でのバカンスとしゃれ込む筈でしたが、宗像チーフの祖母から気になる話が出ていました。 曰く、島の反対側、通常は祭事に使う以外は誰も立ち入らない地域にて、黄金のガイコツだのUFOだの、挙句“主”が出た等と言い出していたのです。 そういう話を島民から聞いたとか、この目で見たんだと必死に訴えるのですが、流石にこの時点では半信半疑。 仕方なく翌日、宗像チーフはめぐみ先生と共に様子を見に行くつもりでしたが・・・寝室で同室だったミコトにばっちり聞かれ、結局総出での捜索に。 ・・・尚昨晩、古い民家の情緒溢れる雰囲気に呑まれ、必死になって幽霊なんていないと言い聞かせていたゴウ達。 以外な事にタイガが一番の気にしいでして・・・探索中見かけた怪しい影についても、頑張って自己暗示をかける始末(汗 しかし頭上を本当にUFOが横切り、森を抜けた先には本当に巨大な猿人が聳え立っているのであれば、流石に目も覚めると言うものでした。 タネを明かせばそこはロケ地。 かつて機動救急警察に世話になったハリセン氏が主演し、自らメガホンを握る「銀河コングは二度死ぬ」。 島民に目撃されていたのは撮影用のドローンやら着ぐるみで、ハリセン氏が助演男優と称する銀河コングに至っては、リアリティ欲しさに市販のウォーカービークルを改造したAI制御機を使っていたのです。 主だの騒がれていた正体はコイツだったのです。 地主からの撮影許可は得ていたのですが、新作映画の撮影が知れればファンが押しかけてしまうと秘匿を試みており、スタッフらの居所も海上の大型クルーザーにする等工夫を凝らしていましたが、その辺の努力はムダに島民の不安を煽ってしまった結果に。 とはいえ、その意図は十分理解出来る事であり、邪魔をするものではないかと一同退散。 ゴウらは念願の海水浴を満喫せんとしていましたが、ここで問題発生です。 銀河コングはプログラム制御に失敗したか突然暴走。ハリセン氏らを含めた撮影スタッフに襲い掛かり出したのです。 一応今回は目玉ヤロウも刈狩博士も絡まない、純然たる事故なのでしょう・・・ハリセン氏の前のやらかしに比べりゃ、まだ真っ当です。 しかしここは離島でありドライブヘッド等ありはしません・・・宿題は持ち込んだのに! とかゴウはぶーたれてますけど。 なのでレスキューヘリコプターを利用してコンテナ毎サイクロンを空輸し、状況解決に挑みます。 逃げ遅れたハリセン氏とカメラマンが潰される前に、どうにか間に合った形のゴウ。 スタッフらが溢していたように相当なチューンナップはされているようですが、強化されたサイクロンの敵ではなく、レーザーブレード等を駆使して危なげなく攻めて行くゴウ。 壊されたら映画が撮れなくなる! とか言うワガママなハリセン氏からのリクエストに対しても、露骨にメンドクサそうにするゴウですが、きちんと応える辺りはお見事なもの。 マグナムのカートリッジを消火弾頭に変更して目を潰し、怯んだスキにジェットワッパーで拘束。 背部制御ブロックのみを引き千切る事で、本当に破壊せずに銀河コングを制圧出来たのだから、流石です。 後日、またしても訓練漬けの日々にぐんにゃりしていた一同でしたが、テレビに出ていたハリセン氏、新作映画の撮影を公表すると共に、えらい真似しています。 ・・・あの時逃げ回っていた際にちゃんとカメラを回しており、これを活用し映画にもサイクロンをそのまま登場させていると言うのです。 広報とかその辺の関係で、西園寺司令も断れなかったのだとか・・・またまた、転んでもタダじゃ済ませない男だ事。 次回のお相手ですが・・・ちょっとウサギさんチームゥ?! 何してんのー?!(違
by zendam
| 2017-07-30 01:07
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