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新しいマーク2計画に基いたドライブヘッドである、「ブレイブ」と「クリスタル」の存在が示唆されましたが、残念ながら今回は顔見世のみ。 それどころかタイガらの活躍は一切ナシという(汗 その分ゴウは孤軍奮闘の大活躍となりましたけど。 視聴者参加型番組ドリームキャッチは、幾つかのミニゲームの勝者となった、参加者の夢を叶えてくれると言います。 象の背に乗りたい、プロ選手に挑みたい、初恋の人を探したい。 そんなささやかな願いを抱く人は結構居るらしく、久方ぶりの登場となったかすみ嬢も、これに大いに意気込みを見せていました。 カラオケとかトランプタワーに挑むべくタイガやジンに協力を仰いだり、ミコトには服を見繕ってもらったり・・・最後にゴウにもパネルシュートに備えての練習を依頼したりもしています。 叶えたい夢とは? と何気なく尋ねるゴウでしたが、案の定中身はドライブヘッド関連。 機動救急警察の一日所長となって、ソニック改めサイクロンの搭乗者に会いたい! だとの事。 もう会ってるんだけどなぁ、と愚痴るも、その真剣さにそれ以上蒸し返す事も出来ず、黙々と特訓に付き合うゴウなのでした。 しかしそんな彼女の小さな努力は踏み躙られます・・・と言うかマトモな出番イコール巻き添え決定なのは、何とも不幸極まりない子です。 彼女が番組オーディションに参加すべく乗っていた電車が突如制御を失い、暴走を開始したのです。 無人制御車の運転席には奴のアイコンが映り込んでいました・・・またか目玉ヤロウめ。 暴走列車の制御は車内放送を含め一切制御出来ていませんが、路線のポイントの切り替えは可能で何とか他車両との激突は回避出来ましたが・・・このままでは終点駅へ全力突貫です。 しかも誘導した路線は地盤の緩みにより運行禁止の箇所も含まれているという、明らかに初期対応に不備ありまくりです。 大昔の話ですが、同じ様に列車が暴走したケース(この時は有人車両でしたが先頭車を物理的に乗っ取られました)では、環状線を循環させる事で時間を稼いだりしたものでしたが・・・まあこの話は今は置いときます。 この電車厄介な事にバッテリー駆動であり、送電を止めても動き続けてしまいます。 しかも目玉ヤロウのせいで色々タガが外れたようで、どんどん速度を上げ続けています。 この時土砂災害防止の為に出動していたサイクロンの真横を暴走列車が通過。 乗客にかすみ嬢が居る事を目ざとく見つけたゴウは、いつも以上の緊張感をもって救助を試みます。 しかし折り悪く生じたトンネル入り口崩落を阻止すべく動いた為、暴走列車をそのまま通過させてしまう事態に。 こんな時に限って、他2体は改修中で出撃不能・・・何と間の悪い事か!! ですがかすみ嬢の存在が今回の状況打破の切り札となりました。 事前に連絡先を聞いていたミコト経由で彼女の電話番号を取得した機動救急警察は、これを介してサイクロンとのホットラインを確立。 何時ものAI音声だった為イタズラかと誤解されかけるも、先のトンネル崩落阻止等今その場に居た者にしか知り得ない状況を説明した事もあって、どうにか信じてくれました。 まず先頭車両の操作コンソール経由での停止を試みますが、コンソールが漏電で破壊され失敗。 次に動力のある先頭車両から乗員を退避させ、連結部をマグナムで破壊する事で他車両からの切り離しを試みる作戦に打って出ます。 時間的制約は厳しく、乗客を絶望感が覆いつつありましたが、かすみ嬢はサイクロンからの“君の勇気が必要だ”という励ましに支えられ奮闘。 海中展望室でもそうでしたが、彼女は元より自分より小さな子供への気遣いも出来る強い子です。 携帯からの指示に基き乗員を最後尾車両まで退避させ、後はサイクロンを信じてその時を待ちました。 果たしてサイクロンとゴウは、崩落する鉄橋を走り抜ける無茶もこなして何とか先回りを成功。 出動時にマッハシューティングスターにシンクロ合体を行っていた事も幸いし、全力で振り切らんとする暴走列車に対しても肉薄。 終点まで後一駅と言う取り返しのつかない事態を前にしても、ゴウは見事に精密射撃を敢行。先頭車両と他車両との切り離しを果し、即座に他車両を抱え減速を行います。 ・・・ちなみにゴウは並走しながら“横”から撃ち抜きました。 それはそれで凄まじい難易度なのですが、何処かの“嵐を呼ぶナイスガイ”は、編成車両最後尾から、超音速ジェットの機上より生身でライフルを発射し、車両内を貫徹させながら操作コンソールを破壊する荒業で切り抜けたものです。 出来るものかって?? ハッハッハ、ア○メだからねっ!(コラ 果たして先頭車両は終点駅に一直線に突き刺さりましたが、他車両は大きな損傷も無く停車。 最悪の事態に備えていた消防・救急の手により乗員救出が行われましたが、幸いにも大きな怪我人は生じませんでした。 オーディションは残念だった・・・とAI音声のままかすみ嬢を慰めたゴウでしたが、彼女の目は眩しいくらいにキラッキラです。 もう夢は叶った。 サイクロンの搭乗者と話も出来たし、今度もまた助けてくれた! モノレールも救助ポッドの時もそうだったねと相槌を打ったゴウでしたが、態々覚えていてくれた! と更にかすみ嬢のテンションを上げてしまいます。 顔を見せて、せめて名前を、連絡先を、とか矢次におねだりしてくるかすみ嬢の並々ならぬ想いにゴウはタジタジで、ありもしない出動要請を理由に逃げ出してしまう程でした。 最初に協力した時も自重しましたが、これで迂闊に正体バレコントは出来ないと思い直してくれれば・・・(お 次回は機動強襲警察の頑張りもあって、いよいよ“ブラックチップ”に関連するエピソードに入る模様。 アレは一体どこから供出されているのでしょうね・・・。
by zendam
| 2017-09-03 00:55
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