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*現在サンテレビにて再放送中の番組です。関西以外在住の皆様は、バンダイチャンネル他をご利用の上、視聴の機会を得られれば幸いです。 エゥーゴ側ではとうに死人扱いなレコアが、鞍替えして再び顔を出して来ます。 潔く死んでおけば・・・と、思いたくなる様な仕出かしもこれから多数なのですが、それも薄情が過ぎると思ったり思わなかったり・・・。 ともあれ。 彼女が言う我が儘とやらは、確かに戦況を動かしうるものでしたし、死して尚それは貫かれたシロモノではございました。 『地球の事は任せて欲しい、シャア・アズナブル』 『変わったな、アムロ。昔のアムロ・レイに戻った様だ』 『変えてくれたのは、貴方だよ』 今話については、表題とは裏腹に、冒頭でのアムロとの別離以外は別に無くても困らない内容だったり(酷 これ以降、アムロの出番は本作においては存在せず、カラバに属したまま各地で戦いを続けて行く事となったそうです。 ・・・本当であれば。 カミーユと“もう一人”も交えた上で、シャアとの決着をつけるプロットも存在した様ですが、それは早々に潰えて「逆襲のシャア」の時代まで延々、ティターンズやジオン残党相手に、ディジェ共々転戦していったと言います。 『昨日の新型だな。各モビルスーツ、敵を足止めするぞ』 本作最後の戦闘においても、アムロは全く加減せず、アウドムラの僅かな艦載機共々、アウドムラとシャトル発進の護衛任務を完遂し切っています。 『始まりました・・・操縦は大丈夫ですか?』 『一通り訓練は受けている。カミーユもシャトルの操縦ぐらい習っといた方が良い』 前は一緒になって発射の護衛をしたものですが、本調子となったアムロ以上の防備などこの世には無いと、カミーユもシャアも粛々とシャトル内部で手順を進めています。 『出来ますよ。実際にやったでしょ』 『いや、普通のやり方をだ。応用を利かせるのはその後だ・・・』 フォウの助けでブースターそのものにしがみついての強行発進を、やっただの応用だの言ってのける辺り、随分と二人して気が緩んでいる所もありますけど。 『平和になったら覚えますよ。シャア・・・』 『今は、クワトロ大尉で良い』 『はい、クワトロ大尉!』 少しはにかむ様な調子でシャアを呼ぼうとするカミーユに、軽い調子で応えるシャアと・・・この時の両者は、大分余裕はあったんですけどねぇ。 『ハヤト、シャトルを撃ち出せ。敵のガルダは俺が沈める』 ともあれ、この場の戦場は完全にアムロのもの。 バイアランやバーザムと言った最新鋭機で固め、母艦のメロウドもアウドムラに肉薄する勢いで攻勢をしかけてもまるで気にせず、次々にバーザムは落とされ、メロウドすらブリッジへの直撃弾を受けて攻撃不能。 トドメにシャトルに追い縋ろうとして、噴煙に飲まれて制御を失ったバイアランに更にバズーカ一発・・・これにて完全にティターンズ側の抵抗力を削り切っております。 『頑張れよ、シャア、カミーユ・・・無駄死にだけはするな』 ・・・いや、TV版においては死ななかっただけと言うか、死んだ方がまだ・・・な状況に陥ってしまうとは。 さしものアムロも察する事等、無理だったのでしょう・・・。 『苦しくは無いか』 『いえ・・・でも、何度味わっても嫌なものですね、この感じ』 今回の打ち上げに際しては、アーガマ他友軍からの出迎えは無し。 ダカールでの大暴れの影響により、ミノフスキー粒子云々以前に各地は大混乱に陥り、とても防空監視網は機能しているとは言い難いもの。 お蔭で比較的余裕ある航海となり、無駄口を叩く暇も出て来るもの。 『一昔前の人々は、この何倍ものGに耐えながら宇宙に出た』 『知っています』 『彼らは宇宙にこそ希望の大地があると信じた・・・自分達を宇宙に追いやった地球のエリート達を憎む事より、その方が余程建設的だと考えたからだ』 父親譲りの詭弁をたれてはいるものの、これとてシャアが何年もかけて自分に取り込んでいった夢であり理想。 そう上手くは行くものでは無いと、身をもって味わっている男の口から語られる事で、初めてカミーユみたいな若造に届くものでもありました。 『地球の重力を振り切った時、人は新たなセンスを身に付けた。それが、ニュータイプの開花へと繋がった。そう言う意味では、確かに宇宙に希望はあったのだ』 『良く解る話です。僕もその希望を見つけます。それが今、僕がやらなくちゃいけない事なんです』 カミーユは今のクワトロ改めシャアに、大きな期待を抱いて居ましたし、シャアの方も自分達以上の見込みある若者として、カミーユを買ってはいたのです。 しかし・・・。 (そうしなければ、フォウは俺の中に生き残ってはくれない) 余りにカミーユは気負い過ぎた。 特に、死んだ人間の事を何時までも振り切る事が出来なかった事は、彼に惨たらしい末路を招く事となってしまったのです。 『は、いつもより防御が薄いな。補給不足か?』 正直この辺りで終わっても困りはしないのですが、それだと表題詐欺になるのでまだ続くのです(コラ カミーユらが地球周回軌道に乗った頃、アーガマはティターンズからの攻撃を受けており、その光はシャトルからでも観測は出来たのですが・・・見えるだけで余りに遠い距離。 シャトルの残り燃料を全部使い、余計な荷物を捨てて、最後はウェーブライダーで百式を乗せてやっとシャアだけマトモに救援に間に合った程の遠方だったのです。 『自分の心に従いたい、という主義なんです・・・解りません?』 『解らんな・・・』 『我侭なんです』 『へ、それで敵に寝返りか?』 ティターンズ側も、アーガマを捕捉した艦はとうに沈められ、先行させたヤザンらのハンブラビが辛うじて足止めしている有様であり、アレキサンドリアも後方から頑張って追い上げていたのですが・・・何故かそこにはレコアの姿が。 ティターンズの制服に着替えては居たものの、シロッコ経由で無理矢理寄越された人間を、ガディ含め周りは一切信用していませんでした。 ・・・この戦場までは。 『ガディ艦長、船を後退させて下さい!』 『何だと?』 『メガ・バズーカ・ランチャーです! あれが、ブリッジを狙っています!』 『そんなものは見えん。アーガマの主砲だって・・・』 『シャアとカミーユが、この戦闘空域に戻って来たんです!何故解らないんです!?』 ガディの方も、アーガマの手札の中にそうしたものがある事は把握していたでしょうが、レコアが喚く様に、誰かの気配なんぞ解る筈も無し。 ・・・ジャマイカンの様な馬鹿が残っていたのであれば、そのままレコア諸共後腐れなくアレキサンドリアは沈んでいた事でしょうけど(お 流石に此処まで戦い抜いたガディをして、アテにならないセンサーよりも、スパイもどきの喚きの方がまだ気になると、後退を指示した途端・・・百式が放ったメガ・バズーカ・ランチャーが船体を掠める事となったのです。 『全く・・・シロッコとひっついたら、妙なのばかり寄り付く・・・』 レコアの忠言に従ったお蔭で命拾いしたアレキサンドリアは、部隊諸共撤退を開始。 ガディも、シロッコが推して来る様な人材が変わり種ばっかりである事については、ある程度覚悟していたようですけど。 『あんたの狙いは解ってるよ』 『?』 『シロッコの命だろ?』 ともあれ、レコアの献身については艦内でも無視する事は難しく、興味を持ったハンブラビ乗りの一人ラムサスも声をかけるも・・・彼をして引く様な女ではあったのです。 『ふ、真坂! 買いかぶってくれるのは嬉しいけど、私はそんな立派な兵士じゃないわ・・・ああいう人の気を引いてみたいけどね』 『同じ事じゃないか?! そう言うタイプだよ、あんたは・・・』 シロッコと関わった事で、良きにせよ悪きにせよ変わり果てた・・・と言うか、抑圧した色々を暴露し出したのがレコアと言う輩。 そこには目覚めない方が幸せであったろう素養もあったでしょうし、お蔭で彼女の存在が、微かながらカミーユにも察知されていたのは・・・何とも皮肉な話ではありました。
by zendam
| 2020-10-25 13:47
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