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*現在サンテレビにて再放送中の番組です。関西以外在住の皆様は、バンダイチャンネル他をご利用の上、視聴の機会を得られれば幸いです。 *批判注意 セシリアが急に変節して、話を収める贄になった感が酷い気がします。 ゴットンについては元より、マシュマーすら抵抗を覚える手段も取れる男でしたので、度を過ぎた結果の残当な末路だったでしょうが・・・。 兎も角、前作・前々作で出来ていた雰囲気作りが、壊滅的に下手糞と言わざるを得ません。 逆襲のシャア公開までの時間稼ぎの名目無くば、途中で切られても文句は言えなかったのでは・・・。 『ゴットンと、ピザのお店の裏で話をしてたのよ!』 『エル・・・!』 前回最後に言葉に詰まっていったジュドーは、結局口に出せずに誤魔化そうとするも、エルからの容赦無い告発によって、事がトーレスにも知られる事になります。 『セシリア!』 『な、何も教えて無いわ、私・・・』 『泣いて誤魔化すんじゃ無いっ!!』 真正面からトーレスに追及されてしまえば、誤魔化す事も出来ずに言い訳が先に出てしまうセシリアでしたが。 『・・・セシリアの言う事が間違って無ければ、家に帰れる様に頼んで見るよ・・・』 トーレスは、そんな彼女を完全に見切ってしまう様な薄情者では無かった・・・それが結果として、彼女が命を絶つ後押しになってしまうとは・・・。 『ゴットンめ! 下手にグラナダを攻撃して、ハマーン様の基地に使えなくなったら、どうするって言うんだ・・・』 状況を更に悪化させたのは、キャラ最後のやらかし。 今回やっとアーガマからの逃走を果たす彼女の出番は当面ありませんが、ここを逃せば収容所送りであり、ギリギリのタイミングでした。 『エンドラ隊のモビルスーツです! 解らないのは、輸送船が数隻接近してます!』 ゴットンは増派されたモビルスーツ部隊に加えて、先の戦闘で巻き添えを食って損壊した輸送船を買い上げて戦列に投入。 アーガマが居るであろう港口に当たりを付け、無人で特攻させる事で撃破もしくは炙り出しを狙って来たのです。 『素手で逃げ切れると思っているのか?!』 『煩いね、何時までも洗濯女やってる訳にはいかないんだよ!』 セシリアの処遇をブライトに判断して貰うべく、丁度移送決定をキャラに通達していた所で仕出かして来ており、トーレスに連れられたセシリアを人質に逃走を試み、挙句MK-IIまで強奪して港を脱しようとしていたのです。 『大体此処に残ったらアンタは銃殺刑なんだよ?』 『え・・・』 『当たり前だろ、スパイなんだからさ?』 ゴットンに通じていたと言う話を受けて、人質にはすれどもキャラの口は随分と軽く、今更ながらにセシリアに罪の意識を植え付ける辺り本当無神経・・・。 『ああ、MK-IIが引っかかってる!』 『街の出入口用ハッチが、モビルスーツ用に出来てる訳無いでしょ?』 ついでに行動も随分行き当たりばったりで、MK-IIは市街地に迷い込んだ挙句通路で詰まって立往生。 整備中に振り落とされたビーチャらを拾い上げて追って来たトーレスの手で、一度はキャラは制圧されるのですが・・・。 『逃げなきゃ・・・死んじゃう・・・!』 『逃げるな! セシリア!!』 セシリアはまたしても逃げ出してしまったのです。 ついでに復活したキャラも独りでエレカを奪い直して遁走していますが、今はそれどころでは無し。 『これが移民船カシオペアのチケットだ・・・約束の人数になっている』 その上でゴットンとまたしても接触した挙句、アーガマの入港地点を暴露したのです。 ・・・それが出鱈目だから良いものではありませんし、その辺りゴットンも見据えていた可能性もあります。 『特別報酬の金塊が入っている、無暗に開けると人に疑われる』 『でも』 『辛かったろう? ありがとう・・・』 セシリアが渡されたバッグ共々去っていく姿を、何とも物騒な目で見送っているゴットンでしたが。 グレミーが予期した通り、これにて彼の命運は尽きたのです。 『俺に、アーガマの皆を見殺しにしろって言うのか?!』 ゴットンは最早どうでも良いのですが、セシリアも追って来たトーレスに事を知られて激怒された挙句、遂には平手すら見舞われてしまっています。 ゴットンに再度協力する様な利敵行為を仕出かしてまで、手にした切符には何の価値があるものかと、トーレスの怒りは深い。 『アーガマは33番港だって、嘘ついたから大丈夫よ、トーレス!』 『セシリア、何て事を・・・! その港に居る人は死んでも良いのか?! それに33番港は、グラナダの市街に一番近い港口だぞ!! 独りで逃げるのが怖いから、俺を一緒に連れて行こうって事だろ!!』 『違うわトーレス、私は、貴方が好きだから・・・』 『自分勝手なっ』 最早セシリアの本心がどうあっても、トーレスには彼女の言葉を受け付ける事が出来なかったでしょう。 それ程までにセシリアの軽挙が齎した危機は極大なのです。 『俺は、自分の事しか考えない泣き虫は嫌いだっ!!』 尚追い縋るセシリアを振り払って、トーレスはそう吐き捨ててアーガマへと帰還してしまいます。 最早彼にはどうする事も出来なかったとは言え・・・これがセシリアに壮絶な覚悟を決めさせてしまったのでしょう。 『移民船を盾にする気か?!』 月面においては、先んじて出撃したZZガンダムが孤軍奮闘していましたが、この頃にはゴットンが支度した輸送船爆弾は全て使われ、主だった港は使用不能に。 その只中で果敢に脱出を試みた移民船カシオペア号が、ガザ部隊に脅される形で、アーガマの居る港口まで誘導されつつありました。 『どうしたんだよ、金の下に爆弾でも入っていたか?はっはっはっは』 『爆弾・・・?!』 ゴットンの最後の仕掛けはこれで、セシリアに渡していたトランクには爆弾が仕掛けており、これを使ってカシオペア号そのものをアーガマ攻撃に転用するつもりだったのです。 ・・・しかし、セシリアが“重荷”とすら言い捨てた酒浸りの父親の悪い冗談を受けて、それはセシリア当人に知れる事となったのです。 かつて似たような痛い目に遭った事があったのかなこの男・・・しかし結果としてそれが娘を死地に追い遣り、同時にその尊厳を挽回する事になったのは何と言う皮肉! 『怖くないよトーレス・・・どうせ、このままじゃトーレスに会えなくなっちゃうもの・・・』 セシリアは独り、爆弾を手に客席から離れ、しきりにトーレスの名を呼びながら粛々と進みます。 爆弾を外へと投棄すべく、ノーマルスーツを自ら持ち出しエアロックへと身を晒したのですが、未だカシオペア号は港直上にあり、軽々には放り出せずに居ました。 『早く移動して・・・早く遠くへ・・・そうすれば外へ捨てられる・・・』 そして彼女は最悪の、余りに蛮勇なる決断を下したのです。 『・・・っ、こいつ達!!』 爆薬の起爆時刻が迫る中、ゴットンは全部隊の後退を開始させたのですが、その中のガ・ゾウムの脚部目掛けて、セシリアは飛びついてしまったのです。 『セシリア・・・セシリアさんじゃ無いのか、あれ』 それに気付いたのはジュドーたった一人。 取りつかれたネル当人も、迫るZZガンダムに夢中なゴットンも、まるでセシリアの猛烈な覚悟に気付く事は無かった。 所詮はジオン残党風情・・・その眼は腐り果てておりました。 『モビルスーツが追って来る・・・だ、駄目よ、このモビルスーツに近付いては!』 『何を持ってるんだ・・・!! おい、セシリアさん!!』 『自分の事しか考えない子は、トーレスが“嫌いだ”って、言ったのよ!』 セシリアの独白等、ジュドーに届き様が無かった筈ですが。 彼のカンの良さは、セシリアの狙いを徐々に理解し始めてしまった。 『泣いてないよ、絶対に・・・弱虫じゃ無いもの、私・・・』 『止めろぉぉぉ!! セシリアさん、アンタの“つもり”が解ったぞ?!』 爆弾諸共に果てる覚悟を決めてしまったのだと、慌ててジュドーが助けに入るも・・・セシリアも最期の最期で頑固を貫いてしまいます。 『セシリアさんだろ、降りろ! 受け止めてやる!!』 『そんな事出来ない、トーレスに嫌われちゃう! 私だって、全部弱虫じゃ無いの!!』 結局彼女は、トーレスの名を呟きながらガ・ゾウム諸共爆死。 着艦していたゴットンらの輸送船も道連れとなって消し飛んでしまいます・・・ゴットンについては断末魔すら許されなかったものでして。 (御免、ゴットン・・・) 『アクシズの軍人が乗ってたんだって?』 『自業自得だよ』 酷いとばっちりを受けたグラナダ市民から、その哀れな死に様は嗤われていたものの・・・出立直前で再会は出来ていたキャラに、看取られる形となったのはせめてもの慰めだったか。 (カシオペアも無事だった・・・セシリア、運が向いて来たんだよ。嫌な事は忘れて、コロニーへ行ったら頑張れよ?) 惨い事ですが、トーレスはセシリアがもうこの世に居ない事を知らぬままで、カシオペア号の出港を満足げに見送っているのです。 今回の勝利が運等では無く、分不相応な勇気を出してしまった女の意地によるものである事は。 『なんて・・・何て事を・・・自分勝手な判断だけで・・・』 ジュドー唯一人が、涙と共に悼むばかりでした。
by zendam
| 2021-06-13 17:37
| レビュー
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Comments(2)
戦いの中ではっきりと死が描かれ、シリアスな後半への移行を宣言するような重い話で強く印象に残りました。
酔っ払いのオヤジの言葉だけで爆弾と確信し決死の決断をしてしまったことや、いくらニュータイプとはいえあんな短時間でジュドーが全てを把握できてしまったことは御都合主義的な感じもしましたが・・・。
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> citrusさん
コメントありがとうございます。 この辺からの急激なシリアスへのかじ取りに関しては、誰もが困惑を覚えがちなのかもしれません。 急にフルスロットルかけたゴットンの巻き添えで、急逝してしまった様なもんですし・・・どちらも余りに話の都合に振り回された末路とも言えましょう。 ジュドーの勘の良さも、ニュータイプ云々以前に、妹可愛さに視野が広がり洞察力を得た表れと言えばそうなのでしょうが、確かに早計な所はありました。 自分達だけで手一杯、他人事なのだと看過しない男になりつつあったものの、今話では一歩遅かった形だったのでしょうか・・・。
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