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*現在サンテレビにて再放送中の番組です。関西以外在住の皆様は、バンダイチャンネル他をご利用の上、視聴の機会を得られれば、大変幸いです。 カーンズに諭されたゼクスが全てを台無しにしたかと言えばそうでも無く、燃え盛る反抗の意志は、今更マトモな手段で鎮火出来るものでは無いのだと、他でも無いゼクス自身が見切るものでした。 それこそコロニー建立から積み重なって来た因果は、一気呵成の清算を図らない事には寧ろ後世まで禍根を残すのだと。 ゼクスはその業火に諸共に焼かれる事も辞さない所であり、それでこそだとトレーズまでもが便乗して来る所ですが、それを黙って見過ごす程ヒイロ達も御人好しでは無い。 その過程で生じる数多の犠牲を、嫌ったが故の戦いの日々だったのです。 最終ラウンド開幕に伴い、いよいよガンダムのパイロット達も纏まりを要する頃合いとなった訳ですが・・・。 『現状を整理してみよう、地球ではロームフェラが、リリーナ・ピースクラフトを利用してその勢力を一つに纏め上げようとしている・・・さてリリーナの方がロームフェラを利用しているのかは解らんが、地球は“一応”平和への道を歩み出している』 御誂え向きに、ヒイロ達を一時だけでも集結させ得るに相応しい拠点として、ピースミリオンは健在のままでした。 『問題は混沌を始めたこの宇宙だ、まあ5勢力と言う所だなぁ』 『そんなに勢力があったかなぁ??』 『あぁまずはホワイトファングだ、コレが最大の問題だなぁ・・・』 ハワードを中心として維持されているこの独立勢力は、従うスタッフ達も中々の気合いと聡明さを備えたものであり。 『アイツ等がOZから奪取した、あの巨大戦艦をどうするかだ』 『建造は続行中だ、OZ宇宙軍との戦いに使用するんじゃないかな?』 『まぁOZ宇宙軍がもう、1つの勢力だからな』 武器を手に完全にのぼせ上がったホワイトファング共とは毛色が違いました。 『ホワイトファングに押されているとは言え、宇宙要塞バルジも健在だ・・・この両者の戦いが、目下最大のものだよなぁ』 『そしてその両者にゲリラ戦を仕掛けているガンダム達が居る』 ・・・真のオペレーション・メテオ実施を躊躇った各コロニーの人員をそのまま匿って居た、何て話も聞きましたけどそれは良いとして。 『残る二つの勢力が解らないんだけど・・・』 『二つとも勢力と呼ぶにはちと“無力”だからなぁ・・・一つはホワイトファングに属さぬコロニー市民達だ、数としては最も多いだろうが、その意志を表明するだけの組織も力も無い』 ハワードと分析していた通り、地球上の反抗勢力に関してはほぼ掃討が終わり、現在では宇宙に点在する各勢力の動静が重要視されていました。 『もう一つは?』 『我々に決まっておるだろうが?』 決起以降勢力を伸ばし続けるホワイトファング。 バルジの失陥だけは阻止し続けるOZ宇宙軍。 両者の間で態度を決めかねる所も多数なコロニー。 『ゼクスの計画通り、我々はガンダム達と手を組もう』 そして孤独に戦い続けるカトルや五飛達に加えてついでの己らと、最も無力な有様を鑑みてカトル達への接触を試みんとしたのです。 『それにしてもゼクスの奴、地球に行ったまま何故戻って来んのだ・・・』 こちらに関してはカトルらにしても渡りに船も良い所でしたが、皮肉にもゼクスが出奔したっ切りだったが故に上手く行った側面も(汗 『ガンダムだ!ガンダムは矢張りOZと戦ってくれるんだ!!』 『ガンダムが何故ゲリラの味方をする?!うわー?!』 尚、ロームフェラ財団内部における政争に関してもほぼほぼケリが付く寸前でした。 『リリーナ・・・ロームフェラの中に在るお前は、矢張り偽りの平和しか生み出して居ない』 確かにこの連中は上流階級の支配者気取りな御貴族様でしたが、完全に根元まで腐り切る寸前で理性が働く程度にはロイヤルだったのでした。 (ロームフェラは私の自由を奪い去るかもしれない、いえそれ所か抹殺されるかも・・・だけど、このままではロームフェラは私を利用して戦争を続けていく) 故に、リリーナの訴えに加えて去ってしまったトレーズの忠言に関しても、今ようやく理解が及びつつあったのです。 『クイーン・リリーナ、世界国家確率に向けて、貴女なりの方針があるそうですが?』 『現状では、矢張りロームフェラは力で人々を支配していると思われても仕方ない存在です。まずロームフェラが、人々に正しき平和の在り方を示す必要があります』 『具体案を御提示下さい、クイーン・リリーナ』 唯力に任せての支配体制確立は、後に消えない遺恨を遺すだけで在り、結局永久に火種を後世まで残すのみの愚行でしか無いのだと。 『世界各地に治安維持と称して派遣しているOZの兵力を、全て撤収するのです』 そんな戦いそのものを飯の種にする程落ちぶれたくは無いし、そんなものは早計に破綻する他無いと気付けたのです。 『伝統ある我々が変わる必要等無い!』 『それは、貴方個人の御考えなのでしょうか、デルマイユ候?それともそれがロームフェラ全体の考えでしょうか?』 『ロームフェラ全体の考えを私は代弁している“つもり”だがね?』 『そうなのですか?皆さん?』 戦争における破壊と再生のペースが噛み合う事等決して無い事は、世界大戦の折には察するべきだった所でしょうけど。 『・・・いや、見解の統一にはまだ至って居ない』 『?!』 『クイーン・リリーナの意見も、頷けるものがある』 それでも彼等は自らの過ちを認め、恥じ、正す機会は今しか無いのだと動いたのです。 『どう言うつもりだ?!財団の主だった幹部ですら儂の意見を聞こうとしない・・・皆あのリリーナに従おうとでも言うのか?!』 『だってぇ、それがリリーナ様の御力ですもの』 『OZの結束を固める為に取り込んだリリーナだが、これでは邪魔者だ・・・こうなれば・・・』 『駄目ですわよ御爺様、今リリーナ様の身に何かが起これば、まず御爺様が疑われます・・・そして今の御爺様には皆を説得するだけの力はありません』 最早デルマイユの政治的生命は断たれる寸前で在り、それを取り繕う手段も最早奪われた様に思われた所に、ドロシーが悪魔の様に囁くもの。 『はっきり言うなドロシー・・・だがその通りだ、財団は今揺れ動いている、強力な指導者が皆を束ねねばならぬのだ、それはリリーナでは無い!アイツはOZや民衆を束ねる象徴で良かったのだ!』 『リリーナ様の平和路線が、このまますんなりと進むとは私にも思えません。きっと武力が必要になりますわ、ロームフェラの兵力を維持して来た者が、強力な指導者として皆に承認されるでしょう』 自らが仕立て上げた兵隊達であれば、邪険に扱われる事は直ぐには無いのだと。 『ロームフェラの兵力はリリーナが解体しようとしている』 『御爺様にはOZの宇宙軍があるではありませんか』 『儂に宇宙に行けと言うのか・・・?』 実質戦地に追い遣る形にてデルマイユを叩き出してしまったのです。 『明日の財団総会で御爺様の意見は通りませんわ。皆リリーナ様の意見に耳を傾けるでしょう・・・そんな負ける戦いを挑むよりかは、次の戦いの為に兵力を整えておくべきです』 『お前はどうするのだドロシー』 『私はリリーナ様の傍に残りますわ、あの人の周囲には、きっと戦いの嵐が吹き荒れるでしょうから・・・ふふ♪』 『・・・はぁ・・・この歳で前線指揮官になろうとは・・・』 矢張りそうなるか、と言う予想が半分。 〈デルマイユ候爵は宇宙へと向かった。台頭するホワイトファングを牽制する為、OZ宇宙軍を自ら率いると言うのがその名目である〉 此処で諦めてくれれば、と言う願いと失望が半分・・・くらいはあったと思いたい所。 『朗報ですわリリーナ様ぁ!御爺様が宇宙に行ってしまわれましたぁ!』 『何ですって?!』 ともあれドロシー、リリーナの覇道を阻む輩が消えてくれた事を我が事の様にはしゃぎ、リリーナに報告しに行く有様は中々の悪女ぶりですけど。 『一番の反対者が総会には出席しなくなったの・・・後は、リリーナ様次第だわ』 それも彼女なりの強がりであろう事は後半で察せられる所です。 『時間か・・・』 ・・・そんな静かな政変が上手く進んでいる事も知らずに、ヒイロはまんまと現地まで潜り込んだ上で、リリーナの命を今度こそ奪わんとするものですが。 彼とてリリーナ最大の理解者、彼女が操り人形に堕した訳では無く、寧ろ糸を手繰り寄せて操者を引き倒すくらいやってのけた事を、直ぐ解ってくれたのでした。 『ガンダムはコロニーの為に戦って来たのでは無いのか?!何故宇宙の独立を目指す我々に戦いを挑むのだ・・・?!』 『あんな力は、宇宙に必要無い!!』 唯生命を賭して互いを知り合う等凡俗に出来る訳が無い。 ホワイトファング共もロームフェラ側との決戦に備えて戦力増強に余念はありませんでしたが・・・ここでいよいよピースミリオン級「リーブラ」の実戦参加が為されてしまいます。 『あるだけの部隊を出せ!』 『“バルジ攻略部隊派遣中の為”、現在リーブラ周辺の護衛部隊は殆どありません!』 『リーブラを起動させろ』 天秤の名を冠した通り、地球と宇宙のパワーバランスを一気に傾けるレベルの超巨大戦艦であり、その全体像は四つの菱形を広げた花弁の様にも見えるものです。 『しかしリーブラはまだ!』 『主砲と推進システム以外は動く筈だ、リーブラのビーム砲を使え!!』 尚未だ未完成の為身動きは取れないし「主砲」運用は不可能と言う有様でしたが、大量のモビルドールによる防備に加えて、船体方面に配置された無数の砲台による怒涛の艦砲射撃は、五飛とアルトロンの強襲すら退けかねない程。 尚友軍モビルドールも諸共と言う酷く行儀の悪い(リーブラにはMD専用管制“システム”もあるのです)所業は、増々五飛の気分を損ね、完全に悪認定される事となります。 『皆さんは世界の指導者です。ですが、これからも指導者で在り続けるには、ロームフェラ財団は変わらなければなりません、今この時代が変革していくようにです』 その最中でも、リリーナによるロームフェラ財団幹部に対する訴えは続いて居るものであり。 『何故対立が無くならないのか?自分では無い他者の存在は、常に対立の対象としての存在となるからです、対立を無くすには全てが一つにならねばなりません』 (リリーナ、それは理想だ) ヒイロは壇上に銃口を向けながら、黙してそれを拝聴しているもの。 『私は“再び”宣言します。対立の図式を無くし、平和な統一国家を創る為に・・・最大の力を保有するOZこそが、まず武器を手放すのです!』 そう上手くは行く訳が無いと言う諦観も混じりながら。 『ホワイトファングは、まだコロニー全ての意志とは言い難い・・・これは良い機会なのだ、コロニーの意志を一つに纏める為のな』 『人形とは言え味方の損害も構わず敵を討つか・・・同じだよ貴様ら、それではOZと変わらない、宇宙に必要無き存在だ・・・』 実際問題現実は更に救い難い段階まで進行しつつありましたがそれは後に回すとして。 『・・・世界が一つなると言う事は、地球に限るものではありません。二つの存在が対立を生むのです、私達は宇宙と共に一つになるのです。地球は宇宙と、宇宙は地球と共存を始めるのです!』 (地球と宇宙の共存??) 『OZの武装を解除し、宇宙に共存を呼びかけるのです・・・皆さんにはこれまでの指導者として、この変革を受け入れる事を望みます・・・っ?!』 それはリリーナ当人も覚えが無い訳でも無く、ヒイロの姿を認めながらも。 (ヒイロ?!) (リリーナ・・・) (・・・良いわ、ヒイロ・・・私を、殺して) これが己の精一杯なのだと逃げも隠れもせず、唯彼からの“慈悲”を静かに乞うものでした。 『ん・・・?』 が、両者の想いは万雷の拍手をもって断たれる事となります。 『おめでとうございます、クイーン・リリーナ!ロームフェラ財団は貴女に従い、生まれ変わります』 『はい・・・!』 幼き女王が、先頭に立って世を正さんとする高潔さを示した姿に、後追いせずに何とするのだと、財団幹部達は全会一致をもってその決断を称えたのです。 (ヒイロ?) この末路を見届け、静かに去って行ったヒイロを追う事はリリーナには叶いませんでしたが。 (いいだろう!リリーナ、やって見せてくれ・・・俺は、俺の“敵”を倒す!) それはヒイロが、直ちに“敵”を倒すべく踵を返したからに他ならなかったのです。 ゼロシステムが、そしてシステムエピオンすら提示して来た平和への“敵”は、直ぐにでも動いて来ると確信していたが故に。 『なーハワード・・・えーい解らないのはアンタだよぉ、どうして俺達に援助するんだ?それにこの艦で一体どーしよって言うんだ?!』 『どーするかは、実は儂も困って居る』 『何だよそりゃあ?!』 丁度この辺りで、カトル達もハワードとの合流に成功。 『だが何故援助するかと言えば、“責任”を果たす為だよ。ガンダムの製造に関わった者として、な』 『貴方が、ガンダムに?!』 『実を言えばトールギスに、だ』 サンドロックの宙間戦闘最終調整も進行させつつ、今後の方針を議論していた頃。 『あの、ゼクスの所在は本当に解らないのですか?』 『奴の事だ、生きては居ると思うのだが・・・』 『ハワード!ホワイトファングが、地球に向けて声明を出したぞ?!どうやら宣戦布告らしい!』 『矢張り、か』 『儂が・・・この儂がこんな所で・・・あぁ?!』 『?!で、デルマイユ候・・・?!』 『御爺様?!』 尚その過程でデルマイユは呆気無く道すがらに戦死しとりますが、最早ドロシーは泣いてもくれない。 『立派ですわ御爺様・・・ドロシーは泣きません・・・御爺様“も”最期は戦場で勇敢な兵士として、散ってしまわれたのだから・・・!』 ・・・そんな事出来る御身分では無いと必死に耐えて、両親の元へ逝ったかの者を悼む事を選んだのでしょう。 〈宇宙が一つになった時、我々の残る敵は地球である!我々には大義がある、そして我々はその大義を貫く新たな指導者を迎えている〉 『新たな指導者?!』 唯余り揶揄する事も憚れる所です。 『地球と宇宙、この二つの存在が対立の図式を生むのだ・・・』 こうでもしないと“収まりがつかない”所まで、地球と宇宙の関係は悪化の一途を辿ってしまった事は、もう取り繕う事が出来ない確固とした現実として在る。 『私の名はミリアルド・ピースクラフト。宇宙に対立する存在・・・地球の排除を此処に宣言する!!』 それを正す為の荒療治を為すべくゼクスは。 ミリアルド・ピースクラフトとして起つ道を選んだのです。 『馬鹿な?!』 『そんな、ゼクス?!』 『お兄様?!』 『何故だ?!ロームフェラまでもが、変わろうとしているこの時代に?!』 ゼクスのやらかしに関しては、ヒイロとウイングゼロはとっくに察知するものであり。 『ゼクス、エピオンが見せた未来からお前は“ソレを選んだ”か・・・ウイングゼロが見せた未来から、俺が選んだのは・・・』 モニターへの手鉄砲と言う仕草をもって、逆宣戦布告をかますエレガントな事をしております。 〈トレーズによってクイーン・リリーナは、財団代表の座から追われてしまった・・・その頃宇宙では、覇権をめぐる戦いの火蓋が遂に切って落とされる、宇宙要塞バルジの攻防戦である〉 が、それにも増して嬉しそうに支度を整えたトレーズの手によって・・・次回で即時リリーナは追い落とされる羽目になります。 〈数において勝るホワイトファング軍は、確実にOZのモビルドール部隊を圧倒して行くのであった〉 とは言っても、この時勢で起つ事自体が貧乏籤所では無い果断であるものであり。 〈新機動戦記ガンダムW第41話「バルジ攻防戦」〉 いよいよゼクス共々、トレーズも全てにケリをつけるべく悪逆を為す道を選んだのです。
by zendam
| 2025-09-28 16:07
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