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*現在サンテレビにて再放送中の番組です。関西以外在住の皆様は、バンダイチャンネル他をご利用の上、視聴の機会を得られれば、大変幸いです。 本話よりやっと後半OP「RHYTHM EMOTION」に差し変わったものの、それすら未完成状態であるのが製作状況の逼迫を伺わせるものです。 何度も言いますが、仕事を放りだすプロ失格な輩を抱えてマトモなものを作れる筈が無いのです。 それをどうにかした辺り、残されたスタッフの苦心の賜物と賞する他無いですが、顧みる事をしなかった故に後世に幾つもの愚作が発生する温床となってしまった事は否定の余地が無いでしょう。 現在においては組織としてのサンライズは滅んだにせよ、悪しき伝統の継承だけは回避出来た事を願うばかりです。 『トーラスは全て投入しろ!このバルジに敵を近づけるな!!』 戦争の効率化が突き詰められてしまえば、戦略等数学どころか唯の算数にまで成り下がる事となります。 但しその道筋は多岐に渡るものであり、より多くの数を支度出来た者か、あるいはより早く数を減らせる者か・・・と言った具合にです。 『此処が宇宙の最期の砦なんだ、負ける訳にはいかんのだ!!』 デルマイユ共は前者に傾向し過ぎたものであり、無いなら奪うと虎視眈々と支度を進めていたカーンズらに、ものの見事に全てを掻っ攫われた。 その上で一騎当千のエースパイロットまで馳せ参じられたとあっては、何をどう足掻こうが挽回等普通は無理だった事でしょう。 『ビームはビルゴには有効では無い、あるだけの“レーザー砲”を持たせて出せ!』 『出力調整していません!直ぐにオーバーヒートを起こします!』 『構わん!少しでも敵を減らせればそれで良い!!』 しかしガンダム世界では・・・いや他創作リアル問わないお話ではありましょうが、負けが込むと軽率に決戦兵器めいたモノに手を出しがちなもの。 蛮族共が核兵器を盾に喚いて居る昨今では、まるで哂えん話ですが・・・それでも死なば諸共と発狂して今は持ち出して来ないだけ・・・。 〈ホワイトファングによる、宇宙要塞バルジ攻略戦が始まった〉 ともあれ、デルマイユが野垂れ死にした後でもバルジは機能したままであり、此処で王手と行きたいホワイトファング共との決戦に縺れ込んで居ました。 〈この戦いに勝利した者こそ、宇宙の覇権を握る事は、誰の目にも明らかである。その為に、OZ宇宙軍・ホワイトファング共に、持てる兵力の全てを此処に注ぎ込み、攻防は激戦を極めた〉 月基地を含め、コロニーの工業力も抑えられた今となっては、バルジ単体での巻き返しは不可能ではあるものの、放置して良い筈も無かったもの。 旧来より、バルジビーム砲を含めた砲門外交の立役者としてのさばった圧政の象徴を、この場で粉砕する事で一層大義とやらを補強したかった様ですけど。 その代償は割と高くついた事でしょう。 『エピオン?!ミリアルド司令か?!お待ちくださいミリアルド司令、何故モビルスーツ等に・・・貴方はホワイトファングの司令官なのです!戦闘はモビルドールに任せて後方で指揮を・・・!』 また主力はMDトーラスではあったものの、対プラネイトディフェンサー兵装としてレーザーガン(何故かデザインは「ジムコマンド」用マシンガンですけどねー)を携帯させており、地上でスーパーソニックトランスポーターが用いていたレーザーキャノンのダウンサイズ版をもって、少なからずビルゴを潰して見せています。 〈それはお前に任せる〉 『な・・・はぁ、まだライトニング・カウントで居る御積りなのか、あの御方は・・・』 また無人機故射撃戦が不能となった段階で、躊躇わずに体当たり特攻させている杜撰な運用も見受けられます。 唯根本的にモビルドールの数と性能に差があり過ぎるものであり、ビルゴに混じって出陣して来たビルゴIIも、ここぞとばかりに高性能を発揮して戦線を押すもの。 『待って下さいノインさん!』 『勝手なのは解って居る、しかし私はどうしてもゼクスに会わなくてはならないのだ!ゼクスには何か考えがあるのだ、リリーナ様とサンクキングダムの事を想っての行動の筈っ!!』 『だからって独りでバルジに行くのは危険過ぎます・・・サンドロックの修理も終わりました、僕もご一緒します』 『カトル・・・っ!』 こんな鉄火場に殴り込む事は如何にノインとガンダムパイロットとて至難の業ではあったものの、それでもと馳せ参じるのが彼等と言うもの。 『バルジの周辺には民間コロニーも多い、奴等に見つからずに忍び寄るのは簡単だぜぇ』 『デュオ?!』 今回はノインの私情も多分に入った所はあろうものでも、好きにやってるのは御互い様とばかり、カトルもデュオも、ついでのトロワすら付き合うものでした。 『・・・サリィ・ポォ??』 『どうやら間に合ったみたいね・・・待って頂戴?この中には大事な荷物が積んであるのよ・・・折角探したのに、壊したら勿体無いでしょう?』 尚、ヒイロも敵は宇宙に在りと適当な宇宙港を襲撃して身支度していたのですが、何とここにサリィが乱入。 『ヒイロ、貴方宇宙に帰るつもりだったんでしょう?だったらコレも持って行ってくれない?』 『トロワの居場所が解ったのか?!』 『私は、ガンダムはこの時代に必要だと考えているわ・・・そして、そのパイロット達が信じられる子達だって知っている。だから私も出来るだけの事をしてあげたいのよ』 サンドロックをマグアナック隊へ、ウイングをノインに譲った後も性懲りも無く活動を継続しており、今回はトロワが残置していたヘビーアームズを持ち出した上で、ヒイロに託して来たのです。 『ヒイロ、貴方達の戦いは孤独過ぎる。同情されるのは嫌いでしょうけど、少しは手伝わせて頂戴』 ロームフェラ共は当然として、ホワイトファング共すら見切りをつけつつあったガンダムとその担い手の事を。 『・・・っ?!敵だ!』 『え?』 『シャトルの発進準備をしろ!此処は俺が片付けるっ!!』 彼女達の様に貴び信ずる者達もまだ居るもの・・・その情けを無下にする程ヒイロも愚鈍ではもう無く、ゼロシステムが予測した増援部隊目掛け、サリィらの安全を図る意味でも吶喊するものでした。 『あの子、少し変わったみたいね・・・前は研ぎ澄まされたナイフみたいに、近寄りがたかったけど・・・っ!ガンダムの積み込み作業急いでっ!!』 こうなって来るともうトレーズも我慢が利かないものであり。 『今は亡きピースクラフト王よ、申し訳ありません・・・我々は理想の為に、貴方の子供達を過酷な運命に導いてしまった・・・』 『本当にそう御思いなら、私の意志に従って頂きましょう』 温存していた手勢と共にロームフェラ幹部会に殴り込みを仕掛け、無血クーデターをもって返り咲きを果たしてしまったのです。 (今、ようやく地球が平和へと動こうとしているのに、お兄様は一体何を考えていらっしゃるの・・・いいえ、お兄様が“何を考えて居ても”戦う事は間違って居るわ、戦闘を止めさせる事が、私の役目・・・) ・・・咲き誇る花々は、死地への花道を飾るものでしか無いと解った上で。 『御久しぶりだ、リリーナ嬢』 『トレーズ・クシュリナーダ・・・』 そしてそんな行く末にリリーナを巻き添えにする訳には行かないと言う点に関しては、奇しくもウェリッジ侯爵らとも合致するものでした。 『本日をもって、リリーナ・ピースクラフトをロームフェラ財団の代表から解任します。女王の地位より退いて頂きましょう』 『・・・解りました、ロームフェラの権限をお返ししましょう。でもその前に私にはやるべき仕事があります・・・兄ミリアルドを説得して、地球に敵対する事を止めさせたいのです』 徹底的に人払いをした上で、リリーナとの直接対話をもって追放の沙汰を下すトレーズでしたが。 『貴女には、其れは出来ない』 『どう言う事ですか?』 『貴女をロームフェラと言う、古びた鳥籠に閉じ込めて置く事は罪悪だ・・・ならば私がロームフェラの代表になる。“決着”は私の手で付けよう』 最早この段階では、養父ドーリアンの仇とか考える余地がリリーナにも無かった事でしょう。 『御行きなさい、貴女の行きたい所へ・・・貴女は自由だ』 その身一つででもゼクスの蛮行を止めぬ事には。 どっちかあるいはどちらも死ぬ運命しか無い・・・数多の道連れを生じながら。 『リリーナ様は宇宙へ行くわね・・・それでは、私もシャトルの用意をしなくてはね』 とは言っても、今後の修羅場においてリリーナの政治的発言力が生かされる場面は少ない。 彼女の出番は戦後にこそ訪れるものだと、ゼクスもトレーズも理解した上で・・・邪魔者を己ら共々薙ぎ倒す事に執心する事となります。 『所詮命の無い人形、私の敵では無い!』 その意味でバルジは真っ先に潰しておきたい支配の象徴と言えるものであり、ゼクスも周りの肝が冷えるのも御構い無しにエピオンで斬り込んでいますが・・・不作法な戦地では行儀の悪い戦士しか、生き残れない時もままある。 『おのれガンダムめ!これ以上防衛ラインを突破されてなるものか!“バルジ砲”の発射準備をしろ!!』 此処でホワイトファングの弛緩と言うか諜報戦の限界が露呈するもので、大改装が施されたバルジの必殺兵装の察知に失敗していたのです。 『そうだ、ガンダムは“我々”の象徴だ・・・そしてその戦闘能力はモビルドール以上なのだ』 ・・・尚ゼクス当人は知ってて黙って居たと言うか、寧ろノイン達を気遣って態々彼女らの前まで出張っていたきらいがあります。 『ああ?!』 『な、何だありゃ?!』 『・・・ふ!』 システムエピオンの権能を使えば、バルジの改装内容はおろか、物資搬入履歴を遡れば何を仕出かされたかを察知出来るのですから。 『な、何て事を?!』 『あいつ等正気か?!あんなもんが当たったらコロニーが沈むぜ!』 果たして、宇宙ポートを潰してまで増設された超大型ビーム砲、新装バルジ砲は一切の妨害も無く撃たれてしまい、リーブラ制圧等で働いて居たセディッチなる幹部も此処で蒸発してしまいます。 『な、何だ?!コイツ敵なのか?!』 『パイロットはヒイロじゃ無い!!』 『・・・ようやく来たな?』 『その声はゼクス?!』 ゼクスが態々ノイン達を挑発してくれなくば、諸共に危機的な状況になっていた事でしょうに・・・お優しい事で。 『どういう事だ?ガンダム同士が戦うとは・・・何にしてもコレはチャンスだな!再度バルジ砲発射準備!次の一撃で奴等を殲滅してやる!』 問題はこの新バルジ砲は、セディッチ共の管制艦を潰したいが故に、コロニーを平然と掠める大惨事を招いて居た事です。 『デュオ!バルジが!』 『またアレを撃つ気か?!く、こんな所で遊んでる暇は無ぇんだよ!!』 即座に崩壊する様なダメージは無かった事だけは不幸中の幸いでしたが、最早こんなものをのさばらせる事はホワイトファング云々の話で済まない。 『ノインさん危ない!離れて!』 『此処は私が抑える!バルジ砲の発射を止めてくれ!』 『でも!』 『早くっ!!』 ノインに促され急ぎバルジの阻止に動くデュオとカトルではあったものの、何分前線に展開されているのはMDトーラスばかりであり、何処も動揺等起こす筈も無い。 『ゼクス、ゼクス!私が解らないのですか?!』 『聞こえている』 『ゼクス・・・ゼクス、貴方の考えを御聞きしたいのです、今地球はリリーナ様の指導の元、平和への道を歩み始めて居ます・・・なのに何故!リリーナ様に敵対する様な事をっ?!』 ・・・そうした心意気を持つ様な奴は、さっさと脱出を支度していた事が次話で発覚しますがそれは置いといて。 『私の考えは宣言した通りだ。宇宙にとって地球こそは、争いの原因に他ならない・・・』 『しかし・・・っ?!』 『ならば私が正して見せる!』 『そ、そんな・・・ああ、ゼクス?!』 ゼクスも何も考えて無かった訳では無く、ノインへ訣別を告げながら、良い感じにデュオとカトルがMDトーラスの注意を引いて居る隙にバルジまで肉薄。 『必要無いのだ!宇宙にとって、貴様達は!!』 そのまま最大出力のビームソードで、バルジを一刀両断してしまったのです。 この一閃をもって管制室を焼き払った他、新バルジ砲用のエネルギーをも利用して美味い具合に誘爆を招き、そのまま跡形も無く消し飛ぶ形で自壊するのでした。 〈孤独な戦いを続ける五飛に、ウイングゼロは取るべき未来を見せる。その頃地上では、トレーズの元へバルジから脱出した部下達が帰還、その中に意識不明のレディ・アンの姿があった〉 尚、そうこうしている間に、密かに脱出を果たした将兵らはトレーズの元へと帰還し、その中には未だ意識不明のレディ・アンも・・・以前の総集編のは矢張り生霊であったか(マテ 〈一方ゼクスは、完成した巨大戦艦リーブラを地球へ向けて発進させるのだった〉 ゼクスも意気揚々と凱旋を果たし、バルジ撃沈と言う紛れも無き実績を盾に、いよいよホワイトファング首領として決戦に挑まんとするのです。 ・・・両者揃って業を背負い、多くの犠牲をもって“全てを終わらせる”腹積りで居たのですが、其れを由とする様な奴は、ハナからガンダムなんぞに乗りはしない。 〈新機動戦記ガンダムW第42話「リーブラ発進」〉 特に五飛は、打倒トレーズの為とは言えやっと腰を落ち着かせてくれる程でしたから・・・。
by zendam
| 2025-10-05 16:45
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