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*現在サンテレビにて再放送中の番組です。関西以外在住の皆様は、バンダイチャンネルもしくはアマゾンプライム他をご利用の上、視聴の機会を得られれば、大変幸いです。 サンテレビはそれを随分と解している様で、一見すれば全てが終わったかに見えた本話の後から、すかさずヒイロ達の次なる、そして最期となったであろう一幕を示すと言うのは、中々出来る事では無いでしょう。 OVA版、劇場版共に直ぐに、しかも綺麗にケリがつく事もあって、年末年始の何処かで目をしたやもしれませんからね(お 兎も角。 トレーズ・クシュリナーダとミリアルド・ピースクラフト両名の共倒れと言う形で本作の大戦争は終結を迎え。 人類が新たな門出を迎える事が出来たと言うのが、ヒイロ達が導いた未来となったのですが・・・それでは終わり切らなかったが故の後始末が、次週から語られる形です。 『完全平和を作る為には条件がある・・・一つは全ての兵器を排除する事!もう一つは人々から、戦う意志を取り除く事だ!!』 人間が動物を超えたナニカに進化でもしない限りは、それは無理である。 他でも無い狂戦士じみたゼクスもそれを痛感するものであり、だからこそ身勝手な夢想を他には押し付け、己は絶滅する事によって必要最低限のケジメとする。 それくらいしか思いつかない程度にゼクスはせっかちであり、絶望も根深い方だったのです。 『リーブラを落とす!この行動しか、完全平和への道は無い!』 システム・エピオンを介しておいて、大雑把にも程がある未来図ではありましたが、機械が総合的判断を下した上で、抜本からのやり直しの方が確実、かつ効果的と断じてしまったのやもしれません。 鉢植えの土全てを入れ替え無くば、芽吹く事さえもう無いのだと。 『地球を失った人々はお前を憎み、コロニーはお前に頼る!お前が居る限り、同じ過ちが何度も繰り変えされる!』 それを認める訳にはいかないのがヒイロ達の立場であり、地球と言う器に収まった、人類と言う土壌はまだ腐り切ってはいない。 まだ立て直しが効く所で踏み止まって居るのだと、リリーナを初めとした他者との出会いをもってヒイロは定め、ゼロシステムすらそれを肯定している。 『ゼクスは此処を死に場所と考えている・・・それは戦いによる潔い結末を求めているからでは無い・・・人類粛正の罪を1人で被るつもりなのだ・・・』 針の孔を通す様な僅かな可能性であろうが、無(ゼロ)を無で無くすだけの気概が彼等にはあるのだと 本話の最終局面は、リーブラ共々ピースミリオンの落下が迫ると言う所まで達して居ましたが 実際、これで終わりでは無かろう事はレディ・アンも早くも覚悟していた形。 『見ての通り魂の抜け殻ですが、どうか父上の御無念をお晴らし下さい』 勿論その後始末に関しては、己で無く共果たせる様段取りだけはしていた様ですが・・・。 『・・・もう、終わりにしましょう、復讐も、戦いも』 『・・・はい!』 案の定リリーナも“死なせてくれない”性質であったので、以降馬車馬の様に世界平和の為に奔走する運命が待ち構えて居ました。 『俺は戦い続けて来た、その度に俺は心を殺し続けてきた・・・』 その影でホワイトファングは完全に瓦解する事となります。 リーブラの統制システムを抑えられた事で、順次モビルドールは無力化されて機能停止していったのです。 勿論それを阻止出来る様な人間等、ドロシー含めて残っちゃ居ませんでしたが。 『だから俺の心はとっくの昔に空っぽになっている』 古典SFからボトムズ等で偶に見られる、所謂“引き出し殺し”とも言うべき基盤ぶっこ抜きと言う原始的手段をもってシステムを破壊しながら、トロワは淡々と語っては居ますが・・・彼は他者の僅かな人間性にすら、哀れみを抱けるような善性があった。 それこそ真トロワの名前と役目を拝借した時もそうでした 『人間として生きている価値等無いのかもしれない・・・しかし、生きていかなくてはならない』 『・・・何故?』 『俺には帰る場所がある』 その上で、今日までの戦いの果てにも虚無しか無かった訳でも無く。 帰りを待つキャスリン達サーカス団の元へ戻り、彼等が差し支えなく世界を巡れる様な有様を保つくらいの事は、彼とて願う程度の事はするものでした。 『私には、もう帰る所なんて・・・何処にも無いわ』 唯全ての人間がそう言う訳では無い事を、トロワも心の片隅にて理解していた事でしょう。 『立てるか、カトル』 『と、トロワ・・・お、お願いが・・・ぼ、僕の事より、彼女を・・・』 『え?』 ドロシーに関しては、その類では無いと比較的薄情っつーか買い被ってますが、事実その通りでシブトク生残しますがそれはさておき。 『心配するなカトル、アイツは自分を見失う程弱くは無い』 『そ、そうだね・・・』 物理的に亡くしてしまったもの、理不尽あるいは当然をもって追い出されたもの。 『急いだ方が良い』 『し、死なないで・・・』 『・・・っ?!』 何方にしても、世界の何処にも居場所を見つけられない、迷い人らが確かに居るものであり・・・それがいずれ何かやらかすであろう事も、真トロワから既に伝えられている事だった。 思い過ごしであろう事を少しは願って居た事でしょうが、残念ながら真トロワの実家事“バートン財団”は、早くも手駒確保の為暗躍を始めているものでした。 『彼女を呼んでどうするつもりなの?』 『いずれ解る。問題は時の流れが私の予想を上回っているかどうかだ!』 まあそれを含めて、生かされたレディ・アンも対処を試みていくものでしたが。 その手段に関しては表沙汰にはとても出来ない真似も多く、“ある資源衛星”の確保もその一環。 〈ご無沙汰しております、特佐〉 『ノイン、ヒイロとゼクスの戦いはモニターしているな?』 〈はい〉 『その映像を此方の回線へ回せ』 これさえあれば後の騒動なんぞ力づくで潰せた事でしょう・・・敬愛するトレーズの遺志を自ら踏み躙る、遠回りな自殺に等しいにしても。 〈・・・私はもうOZではありません・・・“命令”は聞けません〉 『命令では無いよ、“頼んでいる”のだ・・・平和を望む同志として』 〈・・・了解した〉 ともあれ、トレーズ亡き後の彼の最大の理解者と言うのは伊達でも酔狂でも無く、モビルスーツを含めた戦乱の種を潰す事に、レディ・アンは奔走するもの。 『この戦いを地球圏全てに送信するのだ!』 そして何時までも戦禍に焼かれた荒野のままでは立ち行かないのだから、“芽吹いて貰う”必要はあると彼女も急くものでした。 〈この戦いは、コロニー側にも地球側にも意味はありません・・・しかし、戦わなければならない必然があります!この戦争は共にコロニーを守るための戦いだからです〉 ノインが見届け人として現地に残り続けた事に、レディ・アンが意味を与えてしまったのです。 ウイングゼロとエピオンによる、形振り構わない死闘の有様は、抗う事も従う事もままならなかった、世界中の人々に対して現実として突きつけられた。 ・・・そう、ジオン星人共の甲斐性はホワイトファングには無かったが故。 〈A.C.195年、戦闘の歴史の幕が下ろされようとしています・・・しかし、この二人が戦わなければ、平和は来ないのです!〉 賛同する者こそ歓迎しても、隷属か死かを迫る程人間性を捨てて居なかった。 既に複数のコロニーが巻き添えで沈んだ惨劇を前にしても・・・まだ“マシ”だったのです。 〈感じますか、この戦いの哀しさが?見えますか、この戦いの向こうにある平和が・・・この戦いは、皆さんに突き付けられた、平和への問題定義です!〉 何もせず、結果だけ与えられ、貪るに任せる。 『レディ・アン代表!』 『生きていたんだ・・・』 確かにそう非難される様な立場にあったやもしれませんが、それでも白紙委任状に等しいモノを突きつけられて、コロニー側もやっと正しい道を見出す事が出来たのです。 ミリアルドに言われるまでも無く、コロニー市民に戦いは無理なのだと。 故に彼等は選択したのですが、それを誰もが貴ぶ訳では無かった訳で・・・。 『どうかそのまま動かないで頂きたいっ!!』 『カーンズか、久しぶりだ、おぉ?!』 『動くなと言ってます!』 『殺して構わんぞ・・・作業は完了した!』 ドクターJ共もまんまと作業を完遂し、ピースミリオン共々リーブラの大部分と共に地球圏離脱を果たして居ます。 『貴方方には本当に手を焼かされます!“我々のオペレーション・メテオ”を、何度邪魔をすれば気が済むのですか?!』 『ヒイロ・ユイの復讐はガンダムだけで十分じゃろう?前回も、今回もなぁ?』 『貴方方がガンダムパイロットの命令内容を変更しなければ、人類の覚醒はもっと早く訪れる筈だったんですよ?』 動力部オーバーロードと引き換えの捨て身の一手であり、辿り着いたカーンズが何をどう言おうが全て手遅れでした。 『そうじゃなぁ・・・しかし儂等は地球と人類を!もう少し買い被っておるっ!!』 ・・・手勢は逃がして、自らは最期まで野望に準ずる姿は何とも泥臭いものですが、一端の悪党として多少の経緯を評さないと罰当たりなもんでしょう。 『止せ!!』 『矢張り今度も邪魔をさせて貰う!!』 ・・・そしてカーンズを喪った事で、最早後に続く様な傑物等コロニー側に居る訳も無く。 この後は只管に劣化した輩しか姿を見せない者でして・・・。 『お前とトレーズは同じだ!弱い者を守る為に大儀を振りかざす!しかし!それは決して!!弱い者を助ける事にはならないっ!!』 レディ・アンは必然の戦いとは言ったものの、この結果を招いたのは間違い無く二柱の悪魔とその担い手によるものでした。 未来すら見れる力に溺れる事無く、思うがままにその権能を駆使して世の舵を握って見せたのだから、後は意志の強き者が完全な主導権を得る事となる。 『弱者を作り出すのは強者だ!地球と言う強者の存在が、コロニーと言う弱者を作り、追い詰めて行ったのだ!』 人型ロボット兵器を、心の弱さを隠す鎧だのとほざいた外道も居たものですが。 本当に心弱き者は戦いの場に足を向ける事すらしない。 弱さすら胸に秘め、己の感覚感傷を手足に託して事には、トレーズの様に浪漫と礼節を覚えてもおかしい事では無いのです。 『俺は弱い奴が嫌いだった・・・奴等は何時自分が攻撃されるのかと、絶えずオドオドしていた・・・誰も信じる事が出来ず!言いたい事は何一つ言えない・・・そんな奴等を俺は許せない!!』 『強者が、そうさせるのだ!』 今、野郎二人が死地において悠長に殴り合い本音を曝け出せているのも、ウイングゼロとエピオンと言う究極にして至高のモビルスーツの力ありきのもの。 彼等の助けが無くばこうまで暴き合う事は無かった。 ・・・そう、機動戦士(モビルスーツ)は、人の強弱の垣根すら払ってしまう。 『ゼクス!強者等何処にも居ない!“人類全てが弱者”なんだ!俺もお前も弱者なんだ!!』 そこには幸福も平等もありはしないのでしょうが、それでも声無き声を貫き通すだけの力となり、チャンスとなる。 その中でも白い悪魔達は、格別に人を選んで弄ぶ事に長けた存在と言うべきものであり。 今度もまた、ヒイロと言ういたいけな少年の肩を持つ形にて示すものでした。 〈我々コロニー代表団は、世界国家の敗北宣言に対し、コロニー全ての一致を得た決議を此処に発表する・・・我々はホワイトファングへ要求の撤回を求める。地球の世界国家との共存を望む次第である・・・そして我々は、如何なる理由においても、戦闘行為を排する事を宣言する・・・これに、世界国家が同調する事を強く希望する・・・また、我々の態度が“不鮮明”であったが為に、この戦争で、多くの人々に苦渋を強いた事を、深く謝罪させて頂く〉 この間にも、コロニー首脳陣も覚悟を決めて、地球政府側との統合に向けての歩み寄りを示し、ホワイトファング共との決別もきっちりと果たしてしまって居ます。 『少しでも破壊して、地球への被害を食い止めなければ!』 尚、ドクターJ共の犠牲(*ドクターJに関しても死んだ筈、何ですがねぇ・・・)をもってしても全てが片付いた訳でも無く、リーブラ船体の4か所のうち1つだけが、地球落下コースのまま。 『終わりだぞ?ゼクス』 『いや、まだだ!私はまだ!自分を弱者と認めて居ないっ!!』 動力炉も臨界状態のままであり、落着すればそれこそ赤いオールドバックが夢見た地球寒冷化が成ってしまうもの。 『コロニーは自らの判断で完全平和の道を歩み出した!お前の行為は無意味だ!』 『所詮は血塗られた運命!今更この罪から免れようとは思わん!決着をつけるぞヒイロぉぉ!!』 『未来は観えている筈だぁ!!』 デュオ達も決死の覚悟で取り付いて破壊を試みていますが焼け石に水。 『・・・何故殺さない?』 『・・・リリーナが悲しむ・・・』 後は最早動力炉の直接破壊あるのみでしたが、エピオンとの激戦が祟りビームサーベルを含め殆どの兵装は沈黙、肩部マシンキャノンすら弾切れ・・・バスターライフルなんぞほぼ初手で“投棄”させられていたもんですから。 『み、皆?!駄目じゃないかこんな所に来ちゃ?!』 『水臭いですぜ!俺達もお手伝いします!』 カトル達の状態も似たり寄ったりであり、特に彼の方はドロシーに腹を穿たれてもまだコレと言うトンデモ根性を発揮中。 『此処まで来たら一蓮托生ですよ!』 『やらせて下さいカトル様!』 『す、済まない、皆!』 マグアナック隊もやっと合流を果たした所ですが、彼等も人的損失はゼロなだけでリーブラを粉砕するだけの術は持ち合わせていない。 『残された手段は・・・自爆装置か』 必然ヒイロも最期のカードを切る他無く、かつてと同じ様に自爆スイッチに躊躇なく手を伸ばす。 ・・・今度はコロニーはおろか地球の未来もかかっているにせよ。 『・・・さよなら・・・リリーナ!』 あの時とは違い、リリーナの手によって戻った人間性による僅かな躊躇いが出た。 故に未来の義理兄によるお節介が間に合ったと言えましょう。 『完全平和の為に必要なものが、もう一つあったぁ!』 左腕を脱落するも、まだビームソードを発振する余地のあるエピオンは、まるで動力炉の前に立ち塞がる形にて飛び込んで来たものの。 『人を思いやり、理解してやる強い心だ・・・お前の様な・・・』 実の所、これから仕出かす最期の我儘の為、その身を盾にする意味合いもあろうものでした。 『お前は純粋過ぎる、そして優し過ぎる・・・しかし!“そうで無ければ生きる資格が無い”と言う事か』 古典等から度々引用される物言いですが、全文なら“タフで無ければ生きていけない、優しくなければ生きて居る資格がない”と言った具合の言です。 悪魔の権能を振るうだけ振るって、人の心を喪えばそれは唯の残飯に成り下がるだけであり、人智を超えた力を得ても尚人間である事にしがみ付く。 これこそが鉄の城から連綿と紡がれる、必要最低限の素養と言うもの。 『ならば私は!何処までも生き抜いて見せる!!』 『ゼクス?!』 『誰よりも厳しく、戦士としてなぁぁ!!』 それこそ誉、道であろうとばかりに。 エピオンは全出力を込めたビームソードを背後の動力炉に叩き付けたのです。 『ゼクスっ!!』 『“また会おう”!ヒイロ!』 閃光に呑まれて行くゼクス達はどう考えても一巻の終わりの筈でしたが。 “両者”共に健在であった上、ゼクスに至っては恥知らずにもほんの数年で再び蘇りを余儀無くされるんですがねぇ(お 『ゼロよ・・・俺を導いてくれ・・・』 『受け取れ、忘れものだ!』 しかしこれでもリーブラの残骸の完全破壊には至らず、矢張り自爆あるのみかとヒイロが覚悟した所に五飛乱入! 戦場で散逸した筈のツインバスターライフルを携えてくれた事で、ヒイロのラストミッション勃発と相成ります。 『任務、了解!』 既に地球の重力に捕まり落下するリーブラよりも先行し、自らも摩擦熱で焼かれつつツインバスターライフルの斉射をもって目標を破砕する。 『俺は・・・』 はっきり言って、幾らガンダニュウム合金が理外の強度を持っていたとしても、此処まで激戦で蓄積したダメージは、大気圏突入等論外のもの。 『俺は・・・』 しかし外装は剥がれてもウイングゼロ本体は健在のまま。 芸術品とも言うべき、ドクターJ共が構築した緻密な内部骨格「ゼロフレーム」の面目躍如な場面であり、単体でも数分戦闘可能な程の規格外のメカニズムが、ヒイロに最期まで本懐を果たさせるのです。 『俺は・・・俺は、“死なない”っ!!!』 そしてゼロシステムもまた。 機械仕掛けの悪魔としてようやく務めを果たすもの。 今日までヒイロが捧げて来た贄からすれば、余りにささやかな願いくらいは果たすもの。 あるいは堕ちて来た甲斐があろうものだったやもしれません。 『・・・来た!』 こうして。 地球圏に蔓延った怨讐の清算と言わんばかりに。 『やったな、ヒイロ!』 『ふん、当然だ』 リーブラは破砕され世界には唯無数の流星群が降り注ぐだけに終わった。 今度はだれも焼かず、傷付ける事無き、此れより後を照らすだけの・・・と、したかった所でしたがねぇ(汗 『ふ、大した男だ』 『・・・今解りました!“宇宙の心”は、彼だったんですね!』 その最中にたった一つ、天へと昇って行く流星を迎える所で、カトルが妙な事を言って居ますが。 改めて、指導者ヒイロ・ユイが提唱した理念だと一応擁護しときます(お 『任務、完了』 要するに、世界の人々が心の奥底で願って止まなかった想い・・・今回は平和を齎す事を乞い望まれたものを、ヒイロがウイングゼロと共に酌んで、今形にしてくれたのだと称している訳です。 〈A.C.195年。この日、地球圏統一国家が発足される事が、コロニーサイドと地球側世界国家の間に協議制定された〉 ・・・当然、それで終わる訳も無い事は、他でも無いヒイロも覚悟していたのですが・・・。 『・・・失敬』 『いえ・・・』 と言うのも。 トレーズにせよゼクスにせよ、最終戦争開戦に伴い、世界中の武力を結集しての大惨事を招いた事は間違いは無かったものの・・・全ての兵器や生産ライン廃絶には遠く及ばなかった。 その辺りはレディ・アンを筆頭に“別組織”が結成され世界中を駆け回るも、後手に回る事も多く結局ヒイロ達が直接工作に赴く機会も多かったと言います。 挙句の果てに衛星「ウルカヌス」を巡る顛末を得て、遂には各自管理していたガンダム全機の破棄まで及ぶ事となります・・・その瞬間まで息を潜めていた輩を見過ごす形にて。 『・・・ヒイロ!!』 しかし逆に言えば、その“馬鹿共”をどうにかすれば、A.C.世界の安寧はもう間も無くでした。 トレーズとミリアルドと言う二大“巨悪”が打ち込んだ楔は効果覿面なものであり、緩やかな形であろうが世界は対話と協調を是とする形へと進みつつあり、その只中でリリーナは最前線にて外交官としての敏腕を振るうもの。 亡き義父への尊敬を込めて、以降もドーリアンを名乗り続けたそうですがそれはさておき。 『今度はちゃんと、手渡しなさい♪』 リリーナが進む道筋を整地して、立ち塞がるモノを都度都度張り倒す。 ある意味易い仕事をヒイロ達は熟していたのですが・・・偶に家でやって欲しいレベルのイチャコラを挟む余地は、たった2年しか無かった形です。 と言う訳で、次週からは続編にして完結編とも言える「Endless Walt」の放映となる為・・・そのガンダムとしては“信じ難い”グランドエンディングとも言うべき結末を、此処まで来たからには是非とも堪能して頂きたいものです。
by zendam
| 2025-11-30 18:23
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